おしっこが出にくい・時間がかかる ~前立腺肥大症のサインかも~
前回は、男女共通の悩みである「頻尿」についてお話ししました。今回は、中高年の男性にとって避けては通れないテーマである「前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)」について詳しく解説します。
「若い頃に比べて、おしっこの勢いがなくなった」
「キレが悪くてスッキリしない」
そう感じていても、年齢のせいと、不便な生活に慣れて(あきらめて)しまってはいませんか? 泌尿器科に受診していただくことで、快適な毎日を取り戻すことができるかもしれません。
前立腺とは男性がもつ臓器で、膀胱のすぐ下で尿道を取り囲むように存在しています。この前立腺は、年齢を重ねるとともに徐々に大きくなる性質があります。

前立腺が肥大すると、その中心を通っている尿道がギュッと締め付けられます。締め付けによって道が狭くなるため、おしっこがスムーズに流れなくなり、結果として以下のような症状が出てきます。
これらの症状は、数年かけて徐々に進行するため、本人は意外と「これが自分の普通だ」と思い込んでしまいがちです。
「出にくいだけなら、時間をかければ済む話だ」と放置してしまう方もいらっしゃいますが、泌尿器科医としてはここが一番の心配どころです。出にくい状態を放置し続けると、身体にはさまざまな悪影響が及びます。
前立腺肥大症の治療方法は様々ありますが、患者さんの状態や希望に合わせて、段階的に治療を進めていきます。
「おしっこのために夜中に起きるのが嫌で、寝る前に水を飲まない」
「外出先でトイレが長くかかるのが恥ずかしくて、出かけるのが億劫になった」
もし、おしっこが原因で生活が制限されているとしたら、それは「仕方のない加齢現象」ではなく「治療が必要な状態」です。
今抱えているおしっこの悩みが、前立腺肥大症によるものであれば、治療を受けることで快適な毎日が戻ってくるかもしれません。
「自分のおしっこの悩みと似ている!」と思われた方は、お気軽にご相談ください。
次回予告
第4回は、引き続きのお話として、前立腺肥大症の根本的な改善を目指す「手術治療」について詳しくお伝えします。
手術は複数の選択肢がありますが、患者さんの状態に合わせて選択します。特に石川病院で行っているレーザーを用いた治療法「HoLEP(ホーレップ)ホルミニウムレーザー前立腺核出術」に注目。体への負担を抑えつつ、長年の悩みである「出にくさ」をスッキリと取り除く仕組みや、そのメリットについて分かりやすく解説します。「手術って実際どうなの?」という疑問を安心に変える内容ですので、ぜひご覧ください。
診察を希望される場合、初めての方でも予約不要、紹介状不要ですので、下記の診療日に気軽にお越しください。診療日の体制は変更になる場合があるので、気になる方はお電話でご確認よろしくお願いいたします。
副院長・泌尿器科医師 石川 勉
福岡大学卒。岡山大学病院、岡山市民病院、津山中央病院等を経て石川病院に泌尿器科を開設。
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
泌尿器ロボット支援手術プロクター認定(ロボット手術指導医)
| 診察時間 | 午前9:00 ~ 12:30 |
| 休診日 | 木曜午後・月曜・土曜・日曜・祝日 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |||||||
| 午前 | 休診 |
●
|
●
|
●
|
●
|
休診 | ||||||
| 午後 | 休診 |
手術
|
手術
|
休診 |
手術
|
休診 |